くままとは何者?
ニッポンの片隅でマジメでおちゃめな父『ヒロシ』と、カワイイ顔してドスコイな母『アケミ』の次女としてこの世に誕生、陽の当たる道をまっすぐスクスクと育つ。
2才上の姉『ヤンヤン』(元はネコ、それが大洋王子ようのニックネームで変化)と3才下の妹『ウッキー』(元はサル、同じく変化)に挟まれながら、カラダも態度も一番でかい、かもしれない。 家族とニッポン大好き、スープの冷めない距離に骨をうずめるはずが何を間違ったのかスイートなアメリカンに騙されて気づいたら2人の王子の母になっていた。 現在ハワイ在住。 アイスクリームと青い海、空に囲まれて心穏やかな日々(?)を送る。 将来多分糖尿病か、皮膚がんになる恐れ大。 YOGAブログはこちら↓ (ヨガクラス情報もこちらからご覧頂けます) Happy Ashtanga カテゴリ
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先日クラスで、ちょっとしたことがあった。
アシュタンガのクラスは通常音楽をかけない。 理由は他にも色々あるのだろうけど、まず自分の呼吸をしっかりときくため。 だからといって、別に音楽をかけちゃいけない、というわけでもない。 私のクラスでは最後のシャバサナのときだけ、小さいボリュームにしてomのマントラか、oshoみたいなリラックス音楽か、ちょっとアンビエント系の音楽をかけている。 が、そのクラスではスタンディングのシークエンスをマイソール(リードなしに各自自分の呼吸でやること)でやる間、静かな音楽をかけるから、という。 静かな…? それはボーカルもはいっていて、まあうるさいロックではないけど、ちょっとポップスに近いような音楽、しかもボリュームも結構な大きさ。 ええええ〜これでやるのっ? ちょっと、いやかなりびっくりしたアタシ。 が、いやいやここは集中よ、集中。 あるひとりの生徒が、集中できない、と先生に。 実は、ハイ、アタシもです、と言いたいとこだったけど、もくもくと私は練習。 すると先生はGo deep, focusとな。 自分の内側に目をむけて…あああやっぱり気になる。 No, I can't do this 先ほどの彼女、どうやらマットをたたみはじめた様子。 どうしても集中できないらしい。 そして先生が彼女と話して、結局音楽をとめることになった。 いつもと同じ、皆の呼吸がスタジオを満たす。 自分の内側に集中していれば周りの音など気にならない、のが目指すところなのだろうが、まだ未熟者のアタシ、やはりこのほうが好き。 が、最後に先生から一言。 私は彼女が好きだから、途中でやめてほしくないので音楽をとめた、だけどね、一旦スタジオにはいったらリードするのは私たち、どういう状況を作るかは私たちが決める。 いつもと違う状況であろうと、予想をこえることもある、でも私たちは生徒のためになることを提供している。 長く練習して教えて来ている私たちを信頼して欲しい、先生に任せてほしい。 中には先生より長くヨガを続けている生徒も沢山いるし、皆それぞれ好みがあるし、このあたりとても難しい。 私はまだ教えて日が浅いので、周りに色々言われるとつい『え、そうなのかな、そうして欲しいのかな』と思い悩んでしまうんだけど、確かに皆を喜ばすことはできないし、自分のクラスなのだから自分で決める、と言い切ってしまえばいいんだろうな。 生徒にこびるわけではないけど、それでもなんとか色々な意見や要望は取り入れていきたい、と思ってしまうのは、間違いなんだろうか。 結局音楽はなしで、途中からセカンドシリーズをやって、強度はかなり高かったし楽しかった。 私は教え始めてからよけいに、色々な先生のクラスを受けたいと思うようになったし、それを楽しめるようになった。 以前は『この先生だったらいいや』という偏見もあったけど、どの先生のクラスでも自分がまず心地よいヨガの練習をできればいいのだ。 そしてそれぞれに味があって、とっても勉強になるのよ、ほんとに。 さて教えるということは本当に難しい。 長年おしえてきた彼女でさえ、このあいだのクラスはちょっとどきっとしたに違いない。 大きなスポーツクラブのクラスと違って、途中で出て行かれるのはやはり後味が悪いもの。 ヨガに限らず。 トライしてみること、大きく門をあけてとりいれること。 そして先生だから、ではなくて、周りの人に敬意を払うこと。 ちょっとした心遣いで、人生って変わる。
by mizuhonn
| 2010-09-01 13:57
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